基礎をしっかり
基礎を重視します、壁に当たった時、悩んだ時、
打開していける基準、基本をしっかり作っていきます。
最初に一定期間基礎をやりますが、ここでしっかり方法論を理解し「身体の癖」を探って行くとてもとても大事な期間です。
基本技術を強化すると、その後の応用がとても楽になります。
練習効果にもとても影響してきます。
私が始めた頃よりギター教室も増えたようで、他の教室から流れて来る方も一定数いるのですが、ほとんどが対処療法的なレッスンなため、
「基本が身に付かない」「応用が利かない」と言う意見を良く聞きます、
そして移籍して実際にレッスンをしても、私がレッスン初期に最低限教えるような事もやっていないようなケースが結構あったります。
「ギター教室」をそういう物だと捉えられて「通う意味が無い」と思われてしまうのは、
とても残念な事です。
大まかなレッスンの流れ
第一段階-初心者は、まずここのクリアを目指しましょう-
- チューニングや弦交換、ギターの仕組み等
- 単音の基礎練習
- コード・フォーム(三和音)
- リズムのしくみ、トレーニング(8ビート、16ビート、3連)
- コードチェンジ(2つの課題曲使って、いろいろなリズムを練習します。)
- ブラッシングや休符への対応
- 基礎理論(音符、休符、省略記号)
レッスンを受けるにあたって知っておいて欲しい事が中心です。
第二段階-リードギターや伴奏の細かなテクニック-
*エレキとアコースティックで内容が変わってきます。
- スケールトレーニング
- ペンタトニックスケール
- チョーキング等、リードギターのテクニック(エレキ)(アコースティックは希望者のみ)
- パワーコード(エレキ)
- ブリッジミュート(エレキ)
- アルペジオ(アコースティック)
- フィンガーピッキング(アコースティック)
- カポタストの使い方(アコースティック)
*このあたりまでが技術的な基本になります。
*以降応用になっていきます。
- マイナースケール
- コード理論(コードの仕組み)
第三段階-コピー指向の人はここまでを目標に-
- メジャースケール
- アルペジオ(エレキ)
- スケールトレーニング(応用編)
- コード・フォーム(四和音)
- ダイアトニックコード(曲の仕組み)
- テンションコード
- ディミニッシュ7th(コード、アルペジオ)
- ハーモニックマイナースケール
*理論的な事が多くなってきます。
*以降は、それなりの技術、知識、経験が必要です。
第四段階-ブルース-
- ブルース
- ブルースの理論、コード、スケール等
- フィンガーピッキング(エレキ)
- ギャロッピング
第五段階-曲のアナライズ(分析)や作曲のために-
- コード進行理論(転調等)
- リハーモナイズ
*第四と第五段階が逆でもOKです。
第六段階-より正確なカッティング、ピッキングへ-
- 16ビートを中心に和音、単音、織り交ぜてカッティング。
- 様々なコードフォーム(転回形、省略形)
- オルタネイトピッキングのさらなる強化
*技術の底上げが中心です。
第七段階-より幅広いプレイのために-
- チャーチモード
- ドミナントスケール
- ハーモナイズ
- これまでのまとめ
*ロック・ポップスの総まとめの段階です。
第八段階-プロ指向や希望者に-
- JAZZ
- Be-Bopスタイルを中心に、JAZZの理論、コード、スケール等
- ソロギターアレンジ
- アッパーストラクチャートライアド
*JAZZを利用して、アドリブやアナライズの能力に磨きをかけます。
各段階を目安に、話しあってレッスン傾向を決めて行きます。
それぞれのペースで
生徒さんの希望により色々なケースがあり、
ある程度私にお任せして、当教室のフルメニューの課題をこなして成長していく方もいれば、好きな曲を沢山やりながら成長していく方もいます。
(基礎を身につけ、コピーをしながら段階をへて、曲を弾きこなす技術や知識を身につけていきます)
また、生徒さんの方から積極的に課題を持ち込んで、弱点を克服していく事もあります。
節目で話し合いながらレッスンを進めて行きます。
頑張ればそれだけ早く卒業できるし、マイペースで、じっくりゆっくりやっていく事も出来ます。
「効果的」かつ「生徒さんに合わせたレッスン」を実践していった結果、
自然と今の形に落ち着きました。
全くの初心者からレッスンのフルメニューをやりきった方もいます。
ミスは成長のチャンスです!生徒さんと共に、私もどんどん進化します!
私が教えられる事をレベルに関係なくどんどん吸収して、ギターが上手くなってください!